新選組!

斎藤一の後ろ髪が肩を超えて流れていた。仲間由紀恵並だ!

栄太郎吉田稔麿はおしゃれさんで、髪を結ぶ紐が紫だったって小説で読んだよ。紫色って当時はおしゃれさんの色なんだって。

亀が、土佐藩邸ではなく長州藩邸に駆け込んだという哀しさ。土佐脱藩の浪人たちは竜馬も含め、藩という後ろ盾が無いからせつない。元郷士だったりすると、藩元では差別されてるからよけいに相手にしてもらえない。土佐浪人の人たちは、みんななんだか明るくってラテンのノリなんだけど、根底はみじめで貧乏でたまらん。「竜馬がゆく」(司馬)の読後感は微妙に後味が悪かったよ。へこむよ!新選組でさえ、寄せ集めだの農民だの言われてるけど会津のお抱えになれたりしてるのに。竜馬の本を読んで、普通にヒーロードリームだと思える気持ちがわからん。

吉田松陰松下村塾を理想とか思って見学に行く教育委員会と同等にわからん(昔、行ったときの萩は教師が大型バス単位でうじゃうじゃ来てました)。松陰先生は過激派だぞ!あの人の人格形成にはかなり問題があるし、やってることは風紀を乱すことばかりだし、あの人を目指してもどうしようもないと思うんだけどどうだ。私は好きだが。

明日に続く