耳障りなあの人

朝、朝礼が終わってすぐに喋りだし、帰りのベルがなるまでずっと喋っているあの人。毎日毎日喋っているあの人。モニタに向かって笑っているあの人。かとおもいきや、「フィジー!」と、発声つきのくしゃみを毎日2回はするあの人(フィジーは言いすぎか。フェミ!か。なんかそういう意味のある単語系のくしゃみ)。
喋る声は前よりは小さくなったが、ドレミファソラシドレミ、の最後のミの音程でずっと喋っている。私の余裕があるときは気にならない(あえて気にしない)が、私の仕事は結構ややこしいことを考えなきゃいけないときが多々あって、そういうときにはうるさくてうるさくて、頭がおかしくなりそうになる。たまりかねて今日、耳栓を買おうと思ったが、帰りに雨が降ったのでやめた。傘を持ってなかったので。その程度の被害か?ある意味「その程度」だ。でも、ずううっとあの人は独り言を言い続けているわけで、どこかの国のラジオ放送を聴いてるみたいで、たとえばこれが可愛い子猫の鳴き声でもずっとずうっと高音で響き続けていると、本当にノイローゼになるよ。あの人は、若く見ても三十路は過ぎている風体だというのに、これまでの職場で一度も、独り言について注意を受けてこなかったんだろうか?つらい。