801を知ったら視点もかわる

やおいという「バイアス」ツールがなければ、私はきっと「亀田兄弟萌エス」とか言わないだろうな。V6の岡田とかオーランドブルームとか以外の男はみな論外魔境の尊大不遜の埒外下賎だな。それもたいがい面食いすぎってか、濃い顔好きなのか基本的に私は。

亀田は受けだと萌えるんだ。攻めだとムカつくが。わりと、嫌いなタイプの人間でも受けにしてみたら萌えるんだよ。なんでだろうね。しおらしいイメージを一方的に持っちゃうからかな。キャンいわすぞこら。人外な攻められかたをしてれば尚萌える。あれ?ってことはやっぱり嫌いなのかな。
戦隊モノでいったら、私の好みは昔からレッドで、いかにも平凡で中庸な趣向なわけね。そこに、「ブルーは鬼畜攻め(クールビューティ受け)」とか、「グリーンはへたれ攻め(誘い受け)」とか、「イエローはやんちゃ受け(わんこ攻め)」とか、「ピンクは変態攻め(ヤンデレ受け)」とか、なんか取り説みたいの付きでおすすめされると、一気に好みが広がるわけよ。レッドはなんだ、熱血攻め(魔性受け)か?なんでも残さず食べますよ。
キャラの属性でやれ攻めの受けのといっても必ずしも性的にエロースな方向に一気に針が振れる、というわけでもないのがこの手の嗜好の面白いところです。ほんとに。日常的な会話で「○○は受け」「攻め」とか言ってても、たとえばご飯をどっちがおごるかレベルの想像だったりするわけです。二人で車に乗るときに、そんじゃどっちが運転してどっちが助手席なの?くらいのノリだったりするわけですよ。……ごめん、他人はわからんが私はそうだと言う話。精力絶倫な人だったら挿入まで想定した上で相関図を想像してるかもしれん。

それはそうと自分でもいまいちわからんのが、人物に対する「攻め」「受け」の判断基準だ。私もご多分に漏れず、比較的迷わずに、対象人物を「攻め」もしくは「受け」と断言するんだけど、なんでそのふたつのキーワードで属性を判断できるのかが謎です。そんでもってその価値基準は人それぞれだから、他人に「なんでこのキャラは攻めなんだろ?」ときいたところで「バカいってんじゃねえよ、そのキャラは受けです」とか返されるのがオチですよ。普段は攻めとか受けとかいちいち考えて人を観てるわけでもないし、しばらく腐的な思考をせずに日々を暮らしていたりもするのに、唐突に「さてこの人は受け・攻めどっち?」と訊かれたらすぐにどちらが妥当かを返答できる前頭葉はてさて。
なんかもう疲れたよーん。今日はなべっちFM(独り言がうるさい会社の人への、私が個人的につけたあだ名。ちなみに昨日命名)はお休みだったんだけど、たまに彼女の一人喋りの幻聴が聞こえたよ。病んでる。