水嶋ヒロのKAGEROU

歌も小説も、伝えたい人に、できたら大勢の人に、自分の言葉を伝えることが出来る作品が真の名作だと思ってるよ。水嶋ヒロKAGEROUを読んだ人が、彼の小説の意図するところを汲み取って、彼の主張が伝わったのなら、それは名作といっていいんじゃねえの?
ネットのあちこちに転がってる感想だか意見だか書評だかを読んだ今は、たぶん私には水嶋ヒロの言いたいことがまったく伝わらないだろうなという予測はつくけど。しょうもない駄洒落は嫌いだから。
はてなでも同じことを書いてる人を見かけるけど、私も書く。水嶋ヒロは小説家を続けたかったら書き続けるべきだよ。デビュー作がどえらい高下駄履かされてるせいで批判もうなぎ登りだけど、書き続けたら1作くらいは本当の意味で当たるんじゃないかな。
しかし売れるもんなんだねえ。本屋の買取だから売れてるように見えるだけか?古本屋で投売りされる日もそう遠くない未来だろうけど、100円で売ってても買う気しねえな。たぶん読んだらムカついてきそうな内容っぽいしな。将来の確変を期待するよ。