TROYを観にいった

途中からわけもなく、私がまだ小さかったころの突然始まって消えていったいじめ(というかケンカを売られたのか)を思い出していました。見ず知らずの貧乏人に八つ当たりされたんだろうよ、今思うと。行動原理がわけわからん。
ちなみに映画の内容とは一切関係ありません。

肝心の映画は、観ているとところどころでロードオブザリングが劣化しオーバーラップしてくる感じでした。
リアルタイムのピーターオトゥールを観れてよかったー。やっぱこの人は(目が怖いけど)演技力があって素晴らしい役者でした。
この映画はすんごく金がかかってんだろうなと思いました。
俳優さんも、みんな上手だと思った。ハリウッドの層の厚さを感じた。オーランドがんばれ!がんばって名を残せー。ブラピも、あの人はトップスターだけど天賦の才能があるというより、裏で相当の努力を積んでの結果がそういう立場に押し上げているのだろうなと感じた。全般に俳優陣には好感が持てました。
さっきまでギリシャ神話のダイジェストをネットで拾って読んでいましたが、「トロイの木馬」ってトロイ側がこしらえた武器(木馬)だと思ってたよ。トロイの(作った)木馬かと。
じゃなくて「トロイに木馬」だったんだね。うわーすごく長い間誤解してたー。
パリスは弓の達人なんだね。だったら最初から弓で戦えよ。
要するに脚本がウンコでした。もしくは2時間くらい必要なシーンがカットされたのかもしれない。
人物の掘り下げが甘くてクサいセリフがなおのこと浮いてた。
二度は見ません。