大泉洋

ハウル大泉洋が出てるというのでやすことふたりで見てた。どれかわかんねえ。役名がついていたはず、とおぼろげな記憶から、かかしの役ではないかと言ったのだが、かかしがいっこうにしゃべらねえ。しまいには、労咳みたいなしわぶきをする老犬じゃねえかとまで疑った。大泉洋の物まねまでして「最後のさいごに大物よろしく出ますから(ちょこっと)」と代弁して遊んでたり、ハウルの音楽を聞くと『○○(確かハウス食品ヤマザキパン)はハウルの動く城を応援しています』って出てくるよねー、と、音楽がかかるたびに言ってみたり、クイズの三文字を埋めてプレゼントを当てようってので「ぜったいハウスだ」と深読みしてたり(トイレに行ってたらやすこが「うわー!ハウルだった!!」とテレビの正解画面を見てマジボケかました。さすがやすこ)、なんだよほんとに最後のさいごでかかしが喋ったのが大泉洋かよ!みたいな二時間半でした。オチ(というか締め?物語の収束のしかた)が弱すぎた(甘すぎた)以外は、思ったよりも楽しめました。木村拓哉っぽさが出てなくて良かったよ(コーヒーのCMの「なんだよ」を真似してたらやすこに「えなりかずき?」って言われた。しょっく)。ハウルの根っこの性格がだめだめ人間なのかな?そういうキャラクターってジブリで見たことなかった。ハウルかっこよかったつーかかわいいというか、萌えるね(萌えって言葉は思考停止ワードだよね。誰もそこから先を説明しなくなる)。
大泉洋の声が大泉洋に思えなかったので、私たちのあいだでは大泉洋の役は人間に戻る前のかかしのカブだったんだということになっています。マイクの前でずっと無言。