やべ、8月のコラムじゃん

ようこそ「おにきゅん」ワールドへ 『きみはかわいい僕の奴隷』

BL市場の商業的な部分を解説している、ということでいいのかな。BL本の「購買層は10代の女性」とのこと。なんとなく解せないが、調査の上での結果ならいいけど。でも「最近では年齢層も上がって40代女性の愛好者も現れはじめている」というのは間違っていると思う。最初から居るよ、その辺の年代の人たちは。その年代か、それよりちょっと上の年代が支えてきてるイメージがあるよ。コラム自体の雰囲気は悪くない。
ってか、風と木の詩って30年前に描かれたマンガなんだ……すごいなあ。昔、なんかのはずみで(古本?)風と木の詩を読んで、やおいとか何にも知らない時だったからとにかく恐ろしくて、しばらく少女マンガコーナーに近寄れませんでした。忘れもしねえ、ジルベールが「つかまえてごらんよ」みたく、同校の不良学生を挑発して、付属の森でやられて、なんか縦穴みたいな泉(?)に首から上を突っ込まれて死にかけるシーンでした。あとロスマリネがジルベールの父親に一服盛られてやられる話もあった。思い出すだに怖すぎる。それから何年か経って、友達にやおい本を貸されて読んである程度耐性がついて「風と木の詩を再び読んでみよう」と、たまたま手に取ったコミックスにまたそれがあって恐怖!!!でした。嫌いじゃないんだが。ジルベールが可哀想過ぎるんだよ。セルジュの言動にだんだんムカついてくるんだよ。あとなんでだかロスマリネが結構好き。
BLの商業流通って、少年向け娯楽(マンガやアニメ)に端を発したイメージがあります。いや、刑事ドラマか?真夜中の天使、という芸能界が舞台の小説を読んだことがありますが、これモデルって沢田研二かい?グループサウンズ華やかなりしころから腐女子がいた痕跡をひしひしと感じるよ。いや、腐女子なんてライトなもんじゃないんだろうな、当時は。
今で言う「文化系女子」とやらに共通項がありそう。ともかく商業として成り立ったのは、やっぱりキャプテンつばさくんかねえ?上記コラムの「おにきゅん」の人もつばさくんどうじんだったそうだし、あのどれもこれも酸欠金魚みたいな顔したマンガが今のBL業界の礎になったのかと思うと、つばさくんも魔性の男だと言わざるを得ないよ!厳密にはつばさくんじゃないけど。ほんとのほんとに最初のやおい同人誌ってなんだろ?うちゅうせんかんヤマト?神火星?こうがゆんはJ9とかいうののどうじんをやっていたってどっかで読んだけど、J9って?商業誌(じゅねとか)的には太陽にバウワウとか必殺ワーキングマンとかの2.5次モノ(とは言わんか)らしいが。外タレとか洋画とか、しょこたんのおとーさんとかも?
いま猫が私の腕を枕にして寝だした。キーボード打ってたら腕がつりそうだよ!おしまい