ライアーゲーム

来週の最終回に向けて、おおいなる前振りというか、カタルシスのためのストレスというか。ヨコヤの挑発に乗って精神が壊れたと思われたアキヤマが、実はその行動も計算だったというお話。ナオは最初から最後までびっくり目の演技。

戸田恵梨香が可愛いと思って見出したドラマですが、アキヤマを主役にもってくるとナオ(戸田)の役がほんとに単なるかませ犬になるんだな。正直ウザい。でも戸田が出てなかったらマジで見てなかったドラマなので、もうちょっと割りのいい役を割り振ってやって欲しいよ。

そこらへんはともかくとして、今回はアキヤマがエロスでしたな!アキヤマの復讐のコアは自殺した母親で、ヨコヤは間接的にアキヤマの母親を殺した人間、さらにヨコヤは今回のゲームで開催者側から自由を(ある意味)奪われた状態、ヨコヤは自分の組織をつぶしたアキヤマに恨みを抱いていて、アキヤマを破滅させようとしてる。弱点の母親に触れて、一時はアキヤマを壊せたと敵味方両方に思わせておいて、実は一枚上手だったアキヤマ、という状態。暴れて髪の毛振り乱して一見するとボロボロな精神状態のアキヤマが、とんでもなくエロティカルでしたがな。なんでやねん。「(なんでゲームがヨコヤの思う状態になってないのか)教えてやるから(競技室へ)来いよ」って、競技室に設置されたマイクでヨコヤを挑発するシーンが、もーとてつもなくエロっす。教えるってどうやって!体で?性的な意味で?うほ!
エロス=異常なのかな。アキヤマは身体精神共に乱れて(いるように見えて)て、そういう状態をライブカメラで二つのチームに中継されていて、彼を痛めつけている(ように視聴者をミスリードしてる)ヨコヤが余裕の笑みからあせりの表情に変わって、アキヤマは勝利を予感するゆがんだ微笑を浮かべている。うーんヨコアキ。ここでヨコヤが受けになるにはどういうシチュエイションを加えればいいのだろう、とつい考える。なんか寝言でも言ったらいいのかな。泣いたらいいのかな。

実際ドラマを見ていて、いかにも腐受け狙いするようなシーンは微塵も感じられないよ。そこがいいのだよ。私も今までずっとアキナオで来てた(ほんと、アキヤマ×ナオって可愛いかわいすぎる)し。てか、騙し合いゲームのゲーム内容が面白かったから見続けてるんだけどさ。それまで気が狂ったような雄たけび笑いをしていたキノコ頭が突然、ゲームの説明をするからって冷静になって(撮影風景も変わって)ナオに「このゲームはね」とか普通に説明してんのがおかしいし。音楽もいいしな。
でも今回はちょっと萌えたよ。男同士の戦いっていいねえ。頭脳戦いいね。戦うってえろてぃっくだね。
頭脳派と肉体派はどっちが受けでどっちが攻めなんだろ?となりの801ちゃんはどっち派だろ。文系と理系はどっちが受けでどっちが攻めなんだろ?性交渉は前提であるけど、性交についての確約はいらないのだよ。執着する側される側とか、尽くす側尽くされる側とか、世界中の誰もがシーソーゲーム人生ゲームなのだよ。そういう意味でのやおいです。しかし戸田恵梨香かわいい。すべてはそこに収斂。