くちからくそはくゆめをみた

きなこいろの、冷たくないシャーベット状のものをげぶげぶと吐いた。砂を吐く夢はたまに見る。たぶん精神的とか体力的とかよくないんだと思う。

猫が騒ぐせいもあって、夜半なんども起きた。日にちが日にちだけに「震災の記憶が?」とか思ったりもしたけど、たぶん関係ない。

何年たったんだ?覚えてねえー。でももうあれから夜は、ちょっとした物音でも起きてしまうクセがついた。便利はべんりなので活用している。

覚えてるだけじゃだめで、もしまた震災があったときに、どういう対処をとるか。なんだかんだ言って備蓄なんか無いしなあ。

あの日の地震規模だったら、東京駅出発で川崎市くらいまで歩ける体力があれば、被災地から抜け出せるんじゃなかろか。わたしの場合はそのくらい歩いたし。電車が止まって道路がガレキで遮断されて、外からの物資がなかなか被災地まで届かない状態で、電気はまあ電線が切れてなけてれば次の日には回復する。ガスと水道はだめだ。地震が来たらとにもかくにもコンビニダッシュかなあ。トイレがホント困ったよ、水が流せなくて。夏だったら辛かったな。
やっぱり、震災にあったら一刻も早く被災地から抜け出すのが一番だと思う。多少危ないけどね、抜け出す最中に地震がくるかもしれんし、火に巻かれるかもしれんし。居住の地を捨ておけないなら、やっぱり集団避難かねえ。でもうち猫がいるしな。猫を置いてはゆけない。

どの位置が正解かわからない状態で地震がくるのが一番怖いよな。ドリームハウスとかビフォーアフターとか建物探訪とか観てて、これ絶対つぶれるだろって家あるよな。つぶれるまで行かないにしても、ガラスの破片が散って怪我しそうとか。

やっぱり乾パンでも買ってくるか。カップめんはあんまり意味無いからね。あれお湯がいるっつの、湯は、わかす電気と水がいるっつの。水は蛇口ひねっても出てこねえっつの。調理器具持たずにキャンプした気分で備蓄物考えろっつうの。