いまさらですが

D

おされ。色遣いがおされだ。こういう色彩のバッグとか(へんてこないちごだのりんごだのがイラストでついてる、ちょっと昭和初期テイストな布地)、いま流行ってるよね。スティラのポーチとかこんなだっけ。
この動画を作った人と、歌を作った人は別人です。そんで、この歌は三部作の中の1話目らしい。よくよく考えると、(歌の人の)キャラクタの造型が甘いというか、浅いんだけど、その浅さが逆に残酷さに映って、いい表現になってる。この人(歌の人と動画の人両方)の次の作品も見てみたい。暮らしの手帳で、影絵風のイラストのついた物語?かなんかが連載されてたと思うんだけど(幼少時に見たっきりなのでうろおぼえ…と思ってググったらあった→藤城清治 http://www.kageenomori.jp/fujishiro/index.html)あの雰囲気に似てる。
メロディが短調で、繰り返しが多いけど力強さもあっていい。歌詞は、上にも書いたように、浅いというかありきたりなんだけど、ありきたりだけどうまく考えて言葉を並べてると思う。今の時点ですんごい再生数が伸びてて(動画のおかげでもある)、伸びるだけの才能を持ってるんだと思う。三部作は、全部聴くのがオススメ。作詞した本人は一途さを表現してんだろうけど、キャラクタの浅はかさ自分勝手さに思えてならん。リン的には解決してるけど、レン的にはぜんっぜん解決してないっつーか、可哀想過ぎる。やるせねー。しかしそこが逆に魅力になっているってゆー。